IC-7100 HF-430MHz D-STAR対応 お求めやすくなりました!

HF 50MHz 144/430MHz 車・バイク用 移動運用OK オールモード 広帯域受信 タッチパネル

通常価格:¥ 173,800 税込

¥ 0 税込 173,800円OFF

商品コード: IC-7100 ~ IC-7100S

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タッチパネル&スラント型コントローラーが、
今までにない直観的で軽快なマルチバンド運用を実現

JA6WBR 宮崎です。

「アイコム IC-7100」をご紹介します。
本体とコントローラ部が独立した個性的な外観に、HF/50/144/430MHzオールモード(D-STAR対応)を詰め込んだ無線機です。

ポイント1 ●IF DSP方式オールバンド機の2世代目として登場

アイコム IC-7000は、IC-706MKⅡGの後継機種として2005年に登場しました。

モービル運用も出来る小さな筐体にHF/50/144/430MHzを詰め込み、カラー液晶を搭載。アナログ地上波放送を受信してテレビを見ることが出来ることも特徴でした(後年、地デジ化に伴いテレビ機能は廃止されています)。

むしろ注目すべき点として、IC-7000は小型機として初めてIF DSP方式を採用した機種でした。最終IF段から直接A/D変換した信号をDSPで処理するIF DSPは、それまではオプションで用意されていた高価なSSB/CWフィルタを必要とせず、自由に帯域幅を可変することができますし、ノイズリダクションなどの信号処理を盛り込むことができました。

また小型機ではせいぜい1-2ヶ所しか用意できないフィルタ用スロットの場所を本体内にあらかじめ用意する必要もなくなりますので、限られた基板の面積を有効に活用することも出来るようになりました。

IC-7000はヤエスのFT-857Dなどに比べると高価な無線機でしたが、生産終了した今でも移動運用を中心に愛用されている方が多い機種です。

IC-7000登場から7年後の2012年のハムフェアで発表されたIC-7100は、IC-7000を改良した後継機ではありますが、その独特の形状のコントローラ部とタッチパネル操作で注目を浴びました。

ポイント2 ●操作性と基本性能を高めた意欲作

IC-7100におけるIC-7000からの主な変更点は以下のようになります。

・本体とコントローラ部を完全に分離した外見。

 ※マイク接続部とスピーカー、キー端子、スピーカー/ヘッドフォン端子はコントローラ側に装備。

 ※付属のセパレートケーブルは3.5mで、5mのものが別売されています(OPC-5575)

・表示部の大型化、カラー液晶の廃止、タッチパネル操作。

・セットメニューの日本語表示対応。

・D-STAR対応、操作性はID-31等と同等の簡単操作。

・SDカードスロットを搭載。

・上位機並みの32bit浮動小数点DSP(TI TMS320C6745)を採用。

 ※IC-7000はADSP-BF532を2個使用でした。3rd IF周波数は16.15kHzから36kHzになりました。

・USB端子を装備

コントローラを完全に分離し、スピーカーや主なアクセサリ接続部をすべてコントローラに搭載したことで、シャックをコンパクトにまとめられるようになりました。

特に現在はハムログなどパソコンと同時に使用する場面が増えているため、場所を取らないコントローラだけをパソコンの近くに置いて無線を楽しむことが出来ます。

コントローラ背面にスピーカーを接続する場合は、底面にある切替スイッチで、ヘッドフォンとスピーカーを切り替えませんと、音量が大きくなりません。

IC-7000ではフロントパネルが小さかったため、操作が煩雑になったところを、IC-7100では各機能を割り当てられたボタンを余裕のあるわかりやすい配置にレイアウトできるようになったため、操作性は格段に向上しました。

カラー液晶ではなくなりましたが、モノクロの広く見やすい液晶パネルと、のちにIC-7300等にも継承されたタッチパネル操作は初めて使う人でも慣れるまでにさほど時間はかかりません。

また、セットモードは日本語表示対応となっておりますので、設定がより簡単になっています。

ポイント3 SDカードスロット搭載

IC-7100ではD-STARレピータにも対応しています。操作性はID-31以降のものと同様でわかりやすくなっています。

レピータが増設された場合には、リストをSDカードでアップデートできます。

SDカードスロットを搭載したことで、設定のバックアップや音声データを録音することが可能です。

ポイント4 USB端子でPCとの連動も簡単

受信部の構成はトリプルスーパーヘテロダインで、1st 124.487MHz、2nd 455kHz、3rd 36kHzとなっており、DSPの変更に伴って3rd IFの周波数が変更されているほかはIC-7000を踏襲しています。

本体背面にはUSB端子がありオーディオ機能のほか、CI-V(CAT)機能をパソコンとUSBケーブル1本で接続して利用できます。ハムログのほか、FT8やRTTYなどでも利用できるので現在においては必須といえるでしょう。

ポイント5 FMラジオ受信/簡易スコープ搭載 音質も◎

ほか、FMラジオを聴くことができます。受信周波数範囲は30kHz~146MHz、430~440MHzとなっています。

リアルタイムスペクトラムスコープは装備しておりませんが、手動スイープの簡易スコープがありますのでバンドの状態を大まかに把握することが可能です。この機能はIC-7410で採用されていたものと同様です。

コントローラを別途外付けにしたことで、本体正面にクーリングファンを配置することができるようになり、効率よく冷却ができます。

144/430MHzについては、IC-7000よりも向上し、また音質もコントローラ内に共鳴スペースを設けてあることでIC-7000よりも向上しています。外部スピーカーを本体背面に接続するとより高音質になりますので、是非試していただきたいところです。結構いいですよ。

IC-7100の開発には当時の最高級機IC-7800のメンバーも関わっておりましたので、音質面には結構こだわっているようです。

アンテナチューナーは別売で外付けとなります。AT-180や、ワイヤー用のAH-4などが利用可能です。IC-706やIC-7000を使用していた方はそれまで使用していたチューナーをそのまま利用できます。

HF/50MHzのコンパクト機としては、のちに発売されたIC-7300に世代交代した感もありますが、144/430MHz+D-STARまで使えるV/Uオールモード機としてはまだまだ現役で頑張れます。もちろん新スプリアス機ですので、平成34年以降も安心して使用できます。

2018年9月号のCQ誌にIC-7100でのFT8運用記事(前編)が掲載されています。10月号の後編では各種設定の解説もあるようです。
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