JE6SMUです。

「ICOM　ID-51 PLUSⅡ」のご紹介をしていきます。



外観はこんな感じです。

液晶画面が大きく、文字が見やすいのがいいですね。

それではさっそく本機のおすすめポイントをご紹介していきます。

ポイント① 2波同時受信対応！

最近の機種には多く見られますが、やはり2波同時受信は便利ですね。

V/Uだけでなく、V/V、U/Uなどの組み合わせにも対応しています。

サブバンドでラジオを聴きながら、メインバンドで待ち受け…といった運用もできますね。

ポイント② FM補完放送対応！

ID-51PLUS2は、従来のAM・FM放送に加え、FM補完放送（ワイドFM）にも対応しています。

ラジオメモリーには2016年8月時点の全国のワイドFM周波数がプリセットされているので、移動先で天気やニュースなどの情報を聞くのにも重宝します。

ポイント③ 高水準の防水性能！

無線機としては最高水準のIPX7※の防水性能を実現。

（IPx7：一時的（30分内）に一定水深（1m）の条件下に水没しても機器の内部に浸水しない。）

雨の日の屋外や、川や湖でのレジャーなど、水しぶきの気になる環境でも安心して使用できます。

また、マイクの接続部分が防水コネクタ対応になっているのもポイントです。



ポイント④ ターミナルモード！

RS-MS3W/A（専用ソフトウェア）を使用することで、近くにD-STARレピーターがない場合でも、

インターネットを介してD-STARを利用することが可能となります。



ポイント⑤ アクセスポイントモード！

PC、またはAndroid OS端末と接続したID-51 PLUS2をD-STARレピーターとして運用することができます。

アクセスポイントモードのID-51 PLUS2を介して、他のD-STAR対応機種から、各種呼び出しを行うことができます



④、⑤の注意点として、

●ターミナルモード/アクセスポイントモードを運用するにはIPv4のグローバルIPアドレスが付与されたインターネット回線が必要。

●キャリア回線利用時には、パケット通信料が発生。

●アクセスポイント側の無線機は、クライアント側の無線機と異なるコールサインが必要※。

※アクセスポイント側はクラブコールなど、クライアント側には自分のコールサインなどを設定します。

●アクセスポイントへの複数局の同時アクセスは不可。

…などが挙げられます。

その他にも便利な機能が多々あります。

総評として…

従来の無線運用に加え、GPSやD-STARなどの最新機能にも対応しており、遊びの幅が非常に広いですね。

また、必要な機能のほとんどがMENUボタンやQUICKメニューから呼び出せるので操作性も良好です。

（個人的には、メニュー画面がすべて日本語なのが高ポイントだったりします。）